マーケティングオートメーションならSalesforce Marketing Cloud

Salesforce Marketing Cloud by Netyear Group

オムニチャネルは
企業のデジタルトランスフォメーション 第3回

ネットイヤーグループ株式会社
オムニチャネルクラウド事業部 取締役 佐々木裕彦

オムニチャネルの世界

オムニとは「あらゆる」、チャネルとは「お客さまとの接点」という意味です。「いつでも必要な時に、どこでも好きな場所で買ったり、商品を受け取ったり、サービスを受けたり、返品ができる」状態になることです。もともとは、米国小売業協会で使われた言葉のようですが、今では小売業を中心に重要な成長戦略の一つになっています。事実、「ひとつのチャネルだけで接しているお客さまより、複数のチャネルで接しているお客さまのほうが利益を多く生む」という調査結果も増えています。

【米国小売業界調査】

sp_cap1


海外の取り組み事例

オムニチャネルの海外事例をいくつか見て行きましょう。

米国百貨店Macy'sのオムニチャネルへの挑戦は有名です。売上規模2兆6000億円、約800店を展開している同社は、2011年に「オムニチャネル企業になる」と宣言し、在庫システムやネットに積極的に投資をしてきました。全米にある店舗網を活かすためにも、オンラインストアとの併用を促進する戦略に転換したのです。Macy'sではオンラインストアで買った商品が気に入らなければ、近所の店舗で返品できます。また、訪問してる店舗に欲しい商品が無ければ、店員が手元のモバイル端末で在庫システムにアクセスし、自宅に配送してくれます。在庫は一元化され、各店もオンラインストアも一つの大きな在庫を共有しているイメージです。自店にない商品も店員が販売できるようにしたことで、お客さまにとってはより便利になったとともに、小規模の店舗にまで全商品の在庫を抱えるリスクを抑制することができました。結果、機会ロスも減り売上増加につながりました。

大手薬局チェーンのWalgreenでは、処方薬が無くなった際に薬ケースのバーコードをスマホアプリで読み込んで注文すれば、レフィルがお店に用意されます。ネットで注文した商品は近所の店舗で袋に詰められ用意されており、ドライブスルーで車から降りなくても袋を持って買えることができます。



住宅設備チェーンのHomeDepoは、「オンラインで買って、お店でピックアップ」という案内を店内に貼って利便性を訴求しています。お店に行く前にアプリで店頭在庫を確認し、欲しい商品をアプリで注文します。「受け取りの用意ができた」という案内メールを受け取ったら、お店に取りに行けばいいのです。


フランス老舗スーパーのCasinoでは、店内で専用アプリを使って商品バーコードを読み取ると、アプリに商品の詳細情報が表示されると同時に、スマホの買い物カゴに商品が入ります。レジで、アプリからカート情報をレジに送信すると、キャッシャーが改めてバーコードをスキャンをすることなくすぐに支払いができます。

次回予告

オムニチャネルを構想する際の大切なポイントや注意点をご紹介していきます。

pict1

電通国際情報サービス米国法人を経て、ネットイヤーグループの創業に参加。現在、同社取締役兼オムニチャネルクラウド事業部長。学習院大学卒業後、1993年にMBA(経営学修士号)取得のためニューヨークへ。94年米大手広告会社マッキャン・エリクソンのインタラクティブメディア・チームに参画して以来、デジタルマーケティングに従事。最近は国内最大手企業が経営戦略と位置づけるオムニチャネル推進プロジェクトのコアメンバーとして活躍

ネットイヤーグループ株式会社 オムニチャネルクラウド事業部 取締役 佐々木裕彦

オムニチャネルの世界に
お連れします

ネットイヤーグループには、マーケティング、Web、モバイル、ソーシャルメディア、
データ分析まで御社のオムニチャネルの実現に必要な専門家がたくさんいます。
戦略を考えるところから、使いやすいWebやアプリの設計、システム開発まで、御社が目指す
オムニチャネルの実現をお手伝いいたします。

toTop