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Salesforce Marketing Cloud by Netyear Group

Salesforce Marketing Cloudの機能紹介 第5回

ネットイヤーグループ株式会社
オムニチャネルクラウド事業部 岡本 貴司

AMPScritptについて 基本編 その2

前回は、AMPScriptと呼ばれる、Salesforce Marketing Cloudで使えるスクリプト言語の「文法」について紹介しました。「文法」だけでもパーソナライズしたメールの文面は作れますが、「構文」を活用するとコンテンツの出し分け、リストや配信テーブルにないデータを差し込めます。今回は「構文」の中でも基本的なIF文について紹介します。

IF文

AMPScriptではメールの本文中にIF文を書くことで条件式に合わせて柔軟にコンテンツの内容を出し分けることもできます。もちろん以前ご紹介したダイナミックコンテンツでも同様のことはできますが、細かい設定には向いてないためかえって手間になることが多いです。要は使い分けが重要で、簡単な設定はダイナミックコンテンツ、複雑な条件指定はIF文で対応するのがお勧めです。

今回はIF文を使って3種類のコンテンツに出し分けたいと思います。以下にIF文を作成し<結果 A>、<結果 B>、<結果 C>にそれぞれ指定したコンテンツを差し込む設定をしてみましょう。

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まずIF文で使える条件式の書き方にはルールがあります。代表的なルールとなる比較演算子、結合演算子、NOT演算子の3つをご紹介しましょう。

1.比較演算子

比較演算子では値の比較を行います。

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記述例:@V1と@V2の値が等しいことを条件とする場合 %%[IF @V1 == @V2 THEN]%%

2.結合演算子

結合演算子では、複数の条件を結合するために使用されます。

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記述例:@V1の値が10以上でかつ、19以下を条件とする場合 %%[IF @V1 >= 10 and @V1 <= 1 THEN]%%

3.NOT演算子

NOT 演算子は、ブール式の結果を反転します。

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記述例:@V1の値が空でないことを条件とする場合 %%[IF NOT empty(v(@V1)) THEN]%%

演算子を使った記述例

冒頭でご紹介した結果A、B、Cに各演算子を使った記述をしてみましょう。たとえば、お客さまの年間購買額によって、それぞれ以下のようにクーポンを出し分けたいとします。

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IF文にすると以下のような記述となります。上から1万円~5万円に該当する人には10%引きクーポン、5万円~10万円に該当する人には20%引きクーポン、10万円以上に該当する人には30%引きクーポンを表示し、3つの条件に当てはまらない人には「premiumjeans」の画像を出すという条件指定になっています。

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クリエイティブにすると、例えば以下のように赤枠部分を出し分けることができます。

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AMPScriptで記述できる構文は今回ご紹介したIF文の他にFOR文がありますが、今後のコラムでご紹介できればと思います。

次回予告

次回は、AMPScriptで使える関数の中から私が便利だと感じたものをご紹介します。

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伊勢丹グループに新卒で入社し、流通系クレジットのシステム開発を担当した後、DBエンジニアとしてリクルートグループにて、出版システムのDBエンジニアとして従事し、情報サイトのシステム開発PMを経験。その後、インフラエンジニア、ITコンサル、ECサイトの事業立ち上げなどを経験し、現在のネットイヤーグループに入社。最近は、DMPやマーケティングオートメーション案件を軸に活躍。

ネットイヤーグループ株式会社 オムニチャネルクラウド事業部 岡本貴司

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